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ウエストランド

WESTLAND DISTILLERY

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アメリカ西海岸シアトル。 雨の多い街として知られ、スコットランドと同じくピート(泥炭)も取れるなど、ウイスキー作りには非常に適した気候と風土を持つ街。そのシアトルで生まれたのが、アメリカン・ウイスキーながらもシングルモルトを造る革新的な蒸留所「ウエストランド」だ。
ウエストランドのウイスキーを飲んで驚くのは、その熟成感。
蒸留責任者マット・ホフマンは、シアトルで取れる大麦と丹念に雑味成分を取り除く蒸留方法、天然乾燥で乾燥した木材を使用した樽によって熟成感が造り出されると語る。
シアトルは、様々なビールが造られる土地としてアメリカでも有名で、ビール造りに欠かせない多様な品種の大麦を栽培している。マット・ホフマンは、その中から自らのウイスキー造りに最適な大麦を選び抜き、英国産2種も取り入れ、最終的には5種類の大麦をブレンドして造り出している。
スコッチウイスキーの概念に囚われることなく、通常はビールに使われるローストした麦芽を使用し、蒸留時間もスコッチウイスキーでは考えられないほど長く丁寧な蒸留を行っている。
スコットランドの伝統的なウイスキー造りへの敬意を抱きつつ、あくまでも自分達のオリジナルを追及する「ウエストランド」。徹底的に国産にこだわりながらも、ロースト麦芽やベルギー産の酵母を使用するといった革新的な取り組みも進められ、「Icons of Whisky 2016」において「クラフトプロデューサー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。