ラルコ
ルーカ・フェドリーゴは、ヴァルポリチェッラの高名なワイナリー「クインタレッリ」で14歳から働き始め多大な経験を得た。アズィエンダはまだ設立から数年ではあるが、過去を尊重した、積極的かつ礎のしっかりとしたワイナリーである。
ヴァルポリチェッラのワインが受け継いできた伝統を、そのままに継承しながら、ヴァルポリチェッラらしいワインを生み出すことに細心の注意を払っている。1999年からアマローネを造り、2003年にはロッソ・デル・ヴェロネーゼとヴァルポリチェッラ・クラッシコを始めた。
ルーカ・フェドゥリーゴは、ヴァルポリチェッラのブドウ栽培者の家に生まれ、14歳の時から、十数年の間、ジュゼッペ・クィンタレッリのもとで働いていた。働きながらルーカは、少しずつ父の畑のブドウで醸造を始め、1999年からアマローネを造り、2003年にはロッソ・ヴェロネーゼとヴァルポリチェッラ・クラシコを醸造。クィンタレッリにおけるワイン造りの経験のなかから真髄を会得し、新たに自分の世界を表現しはじめた若い醸造家のワインは、落ち着いた味わいの中に活き活きとした息遣いが感じられる。