ドゥラモット社 ‐サロン社と姉妹関係のメゾン‐
ドゥラモットのブリュットは基本的に辛口の部類に入る。ブリュットといってもメゾンによってドザージュの割合はさまざまで、平均で1リットル当たり15グラムといったところ。ところがドゥラモット社の場合はリットル当たり9グラムと少なく、これはシャンパーニュのもとになるワインの質が高い事を示唆している。それほどでもない水準のシャンパーニュでドザージュのパーセンテージを低めてみても、酒質がそのまま地の状態で現れてしまうため、いたずらに割合を下げることは出来ない。これらのことからもいかに同社が質の優れた原料ぶどうを用いているかが分かる。
