2011年08月

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シェリーカスク その三

ど~も~モルト担当の髙橋です。

今回もシェリーカスクのお話をしたいと思っております。 
 前回は“シェリーカスク”ではなく“シェリー”について
お話しいたしましたがいかがだったでしょうか?
   
『ソレラシステム』を使った“シェリーカスク”をなぜこんなに目にするのか?
ですが、
元々スコットランドではシェリー酒の消費が多く大量に輸入入していました。
シェリー酒の輸出は樽ごと運ばれてたので、シェリーの空き樽は大量に
余っていたのです。
(現在では、スペインの法律が変わりシェリーはボトリングしてからの
 輸出のためシェリー樽は空の状態で輸入)
   
そこでスコッチの業者がそれに目を付けシェリー樽を利用し始めたのです。
その後スコッチの生産量が増えた事によりシェリーの空き樽の
供給バランスが崩れていきます。
シェリー酒の生産量はスペインのへレス地方のみに限られてますからね。
 
そうしてスコッチの業者が新たな樽を求めた先が
『バーボンバレ(樽)』だったのです。
バーボンの規定は新樽のみとなっていますから、
一度熟成に使うと不要になります。
 
これだけでもシェリーカスクとバーボンバレルの希少性に
差がある事がわかりますよね。
 
ちなみに樽の値段ですが、『バーボン樽』と『シェリー樽』は
シェリー樽の方が10倍近くも高いそうです。
(毎年値段は変動していますのでザックリと書きました。)

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コメント(2)

そうだったんですね、おかげ様でシェリー樽とバーボン樽の希少性と価格の仕組みが理解できました。
シェリー樽は物にもよりますが、中には数十年使用している樽もあるかもしれないのでウイスキー熟成には樽由来の特徴がかなり出そうで仕上がりが楽しみな一つでもありますね。
いや~ザックリと勉強できましたが、ひょっとして高橋さんも調べながら自身の勉強になったんじゃないでしょうか。
また次回もミニ講義お願いします。

コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、私も今回の件で新たな発見が多くありました。
樽由来の特徴を考えながら、ゆっくりグラスを傾けると言うのもウイスキーの楽しみ方の一つと思います。
“勉強できた”この一言は何よりうれしく思います。
またの機会があれば、ぜひ御一読ください。ありがとうございました。

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